ピアノ研究会

昨日は、ピアノ研究会に行って来ました。研究会と言っても大規模な会ではなく、私の国立音楽大学時代の恩師、M先生が、卒業してウン十年経つ私達に「貴女たちはどんな風に子ども達にピアノを教えているの?みんなで集まって、弾き方や、教材の研究をしたらいいんじゃない?」と言って下さったのがきっかけとなり、私の同期数名が先生のお宅に伺って、子どものレッスンに使う曲を課題に勉強して来ました。

その会も、もう十数年続き、今ではメンバーも8人となり、学生時代にタイムスリップしたような懐かしさの中、楽しく、真面目に勉強しています。

課題曲も徐々にレベルが上がり、今回はなんとバッハのフランス組曲!7曲からなる組曲です。学生時代に試験曲として弾いたはずなのですが、あれ?どんな風に弾いたんだろう?もうすっかり忘却の彼方です(^-^; と言うより、あの頃は深く考えずに只々練習していたよね。と言うのが私達の共通の記憶です (^▽^;)

そして勉強のあとは、お楽しみのティータイム。今回はユーハイムマイスターのイースターをモチーフとしたかわいいケーキとコーヒーで、おしゃべりに花が咲きました。

M先生とは、高校時代からのお付き合いで、途中私の結婚や育児でご無沙汰した時期もありますが、30年以上もお世話になっている先生です。

数年前に大学を定年退職されましたが、益々お元気で、旅行にゴルフ、飲み会と、毎日忙しく過ごされています。そして、相変わらず私達のレッスンをして下さり「せっかく勉強しているのだから、人前で弾きなさい」と、卒業門下生を集めて、サロンコンサートを主宰して下さってきました。

レッスンとなると、とても厳しく、妥協を許さない先生ですが、とても愛情深い方で、私達のプライベートなことにも親身になって下さる素敵な先生です。だから、卒業ウン十年経ってもくっついて行きたいと思う私達です。

「教えているうちは、勉強を続けなさい」と先生はおっしゃいます。音楽の勉強に終わりはありません。良い先生、仲間に恵まれ、この会がずっと続きますようにと願います。